医療レーザー脱毛の仕組みと種類

クリニックでは医療レーザー脱毛器を使用しております。脱毛サロンで使用する光脱毛器と比較すると効果の高い脱毛を実現してくれますが、レーザーで脱毛する仕組みやレーザー脱毛機器の種類、クリニックによって使用している医療レーザー脱毛器に違いがあることをご存知でしょうか?

そこで、医療レーザー脱毛機器の特徴やメリット・デメリット、痛みや効果を徹底比較してご紹介します。

■目次

医療レーザー脱毛の脱毛機器の種類

医療レーザー脱毛の脱毛機器は、レーザーの種類によって「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「YAG(ヤグ)レーザー」の3つに分けられます。

これらは脱毛機器ごとに痛みの強さや効果が違い、どの脱毛機器が合っているかも肌質や毛質などによって異なります。使われる脱毛機器はクリニックによって違うので、それぞれの特徴をチェックしてクリニック選びの参考にしてください。

アレキサンドライトレーザーについて

アレキサンドライトレーザーは多くのクリニックで導入されている、アメリカの厚生労働省に認可された安心・安全の医療レーザー脱毛器です。

ジェルを塗らなくても冷却ガスで冷やしながら脱毛することができますので、施術後のジェル拭き取りの手間がありません。

効果は高い(レーザーが協力)なので、濃い毛の部分はしっぺ程度の痛みを伴う場合があります。

シミがあっても基本的には脱毛が可能です。但し、肝斑の場合は悪化させる可能性もあるので注意が必要です。施術前に気になる場合は事前に担当医に確認をしましょう。

ダイオードレーザーについて

ダイオードレーザーにはメラニン色素に照射するレーザー方式とSHR方式といって少し弱めのレーザー脱毛が可能です。SHR方式とは従来の医療レーザー脱毛とことなり、メラニン色素(黒色)に反応して照射するのではなく、毛包をターゲットにするので産毛や細い毛などに効果的です。

SHR方式の場合熱を感じる程度で痛みは殆どありません。また、日焼けをしていても施術可能なのもSHR方式の特長です。

YAG(ヤグ)レーザーについて

YAG(ヤグ)レーザーの特徴は、波長の長さにあります。波長が長いということは、その分皮膚の深層部にまでレーザーが到達するということです。つまり、深層部に毛根のあるような部位の脱毛に効果的です。

但し、痛みが強く深層部に毛根のある部位が少ないことから、導入しているクリニックは少ないといったデメリットがあります。

医療レーザー脱毛の脱毛器の比較

  アレキサンドライトレーザー ダイオードレーザー YAGレーザー
特徴

アレキサンドライトという宝石を使った

メラニン色素によく反応するレーザー

半導体を使った近赤外線レーザーで

やけどのリスクを低減しつつ脱毛効果を実現

肌の奥深くまで届く出力の強いレーザー
レーザーの波長 755nm 800~940nm 1064nm
メリット

・太い毛によく反応する

・美肌効果がある

・冷却機能で痛みを抑える

・脱毛時の痛みが少ない

・広い範囲に素早く照射できる

・うぶ毛にも効果がある

・日焼け肌でも照射可能

・太い毛にも効果がある

・日焼け肌でも照射可能

・硬毛化しにくい

・美肌効果がある

デメリット

・毛が太い箇所は痛みも強い

・うぶ毛への効果が弱い

・日焼け肌への照射が難しい

・毛が抜けるまで時間がかかる

・美肌効果は期待できない

・痛みが強い

・肌の炎症リスクが高い

・広範囲の脱毛には向かない

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