医療脱毛後にできるぶつぶつの原因と対処法

医療脱毛後に、肌にぶつぶつができてしまったことはありませんか?見た目にも目立ってしまうので、気になりますよね。

対処法は、ぶつぶつの種類によって異なります。間違ったケアをしてしまうと、かえって症状を悪化させてしまうこともあります。

ここでは、医療脱毛後に肌にできるぶつぶつの原因と対処法をご紹介します。

目次

医療脱毛後に赤いぶつぶつができる原因は?

脱毛後に赤いぶつぶつができる原因

実は医療脱毛後に赤いぶつぶつができるのは、珍しいことではありません。

赤いぶつぶつの原因の1つはレーザーによる炎症です。医療脱毛では、強力なレーザーの熱で毛根を破壊します。その際に、ダメージを受けた毛穴が炎症を起こし、ぶつぶつができることがあります。

赤いぶつぶつのもう1つの原因は、毛包にブドウ球菌が侵入したことによる毛嚢炎です。常在菌であるブドウ球菌であっても、医療脱毛で肌のバリア機能が低下していると、毛嚢炎を引き起こす可能性があります。毛嚢炎は見た目がニキビに似ていますが、アクネ菌が原因となるニキビとは別物です。

医療脱毛で赤いぶつぶつができたときの対処法

赤いぶつぶつは、清潔にしていれば数日で治ることが多いです。シャワーを浴びて肌を清潔に保つように心がけてください。お風呂やプールは雑菌が多いため、医療脱毛の直後はNGです。

ぶつぶつした部分が熱を持っていたりかゆみがあったりする場合は、濡らしたタオルなどで5~10分冷やしましょう。

赤いぶつぶつをきれいに治すために、忘れてはいけないことが保湿です。保湿によって、医療脱毛で低下した肌のバリア機能を補うことができます。施術後やシャワ―後は、クリームや乳液などで肌を潤しましょう。

クリニックでアフターケアのための薬をもらった場合は、決められた用法用量を守って使ってください。

1週間以上経っても赤いぶつぶつが消えず、範囲が広がっている場合や、痛みやかゆみが強くなっている場合は、医療脱毛を受けたクリニックを受診しましょう。

医療脱毛後に黒いぶつぶつができる原因は?

脱毛後に黒いぶつぶつができる原因

医療脱毛後にできる肌の黒いぶつぶつは、レーザーを照射した際に処理された毛が毛穴から排出されず、埋もれ毛として残ってしまっていることが原因です。

埋もれ毛はしばらくして伸びてくると、自然と肌の表面に押し上げられて抜けていくことがほとんどです。

医療脱毛で黒いぶつぶつができたときの対処法

肌の黒いぶつぶつを早く解消したい場合は、化粧水やクリームでの保湿と、スクラブやピーリングが有効です。

保湿をすることで、角質が柔らかくなり、肌のターンオーバーも整うため、埋もれ毛が排出されやすくなります。保湿には、普段使っている化粧水やクリームをたっぷりつけることをおすすめします。ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が配合されているものであれば、なお良いでしょう。

どうしても黒いぶつぶつがなくならないのであれば、スクラブやピーリングで不要な角質を取り除いても良いでしょう。ただ、医療脱毛でデリケートになっている肌には負担が大きい方法でもあります。

医療脱毛直後のスクラブやピーリングは避け、肌の状態が落ち着いてから使うようにしてください。使用後は肌が乾燥しやすくなるので、しっかり保湿をすることをおすすめします。

肌を傷つける原因となるので、埋もれ毛を毛抜きなどで無理矢理抜くことは控えましょう。傷ついた肌が炎症を起こすと、医療脱毛の施術ができなくなることもあります。

医療脱毛後の肌のぶつぶつを防ぐ方法

脱毛後のぶつぶつを予防する方法

医療脱毛後の肌のぶつぶつを予防するには、肌を清潔にし、ターンオーバーを整えておく必要があります。肌を健やかな状態に保つことによって、医療脱毛で肌がダメージを受けてもトラブルを起こしにくくなります。

脱毛の前後は、シャワーを浴びたり、汗をきちんと拭いたりして、清潔を心掛けましょう。

ターンオーバーが乱れる原因には、乾燥や紫外線、不規則な生活や身体の冷えが挙げられます。

医療脱毛をしている間は、肌が乾燥しやすく、ターンオーバーも乱れがちです。保湿や紫外線対策は毎日行いましょう。脱毛前で日焼け止めが使えない時は、上着や日傘を活用すると良いですよ。

また、肌のターンオーバーを整えるためには、生活習慣に気を遣うことも必要です。バランスの良い食生活や適度な運動、睡眠を心がけてください。

医療脱毛後の治療薬代が無料のクリニック