医療脱毛後のスキンケアと自己処理

医療脱毛後のお肌は、強いレーザーを受けた後なのでとてもデリケートになっています。

医療脱毛後のデリケートなお肌は、炎症やシミなどトラブルになる可能性が高いので、少しだけお肌に優しい生活をしなくてはいけません。

そこで、医療脱毛後のデリケートなお肌のための正しいケアとやってはいけないNG行為について紹介します。

■目次

医療脱毛後の正しいお肌ケア

医療脱毛後のデリケートなお肌のケアポイントをご紹介します。

保湿をする

医療脱毛後の正しいスキンケア

医療脱毛後は、熱ダメージにより肌の水分が奪われ、肌を守る皮脂が分泌されにくくなるので、乾燥しやすい状態になっています。

肌が乾燥すると肌の保護機能が低下し、次の医療脱毛施術の際、痛みを感じやすくなってしまいます。

しっかり保湿をして肌が潤うと、次の医療脱毛施術の際に痛みが軽減されるだけでなく、レーザー作用が良くなり脱毛効果も高まります。

保湿に使うクリームや化粧水などは普段使いなれたもので大丈夫ですが、クリニックが処方、推奨するスキンケア用品等があればそれを使いましょう。

肌への刺激が不安な人や敏感肌の人は、アルコールやメントール、香料が入っていないクリームや化粧水などを選ぶと良いです。また、美白効果のある基礎化粧品によく配合される、アスコルビルリン酸Naなどの水溶性ビタミンC誘導体やハイドロキノンも、刺激が強いので注意しましょう。

医療脱毛後はこまめな保湿ケアを行いましょう。

日焼け(紫外線)対策をする

紫外線対策

医療脱毛の後は、レーザーにより毛だけではなく毛の周辺組織もダメージを受けてますので、シミや炎症が起こりやすい状態になっています。

お肌の大敵「紫外線」はシミや炎症を引き起こす要因となります。

紫外線は目には見えませんが冬でも曇りの日でも日中は降り注いでいるので日傘や日焼け止めなどでしっかりケアをしましょう。

また、極端に日焼けをしてしまうと、日焼けをして増加した肌のメラニンにレーザーが反応する場合があるので、施術ができなくなってしまう可能性があります。

対策としては、施術時に日焼け止めや長袖の上着を持っていくこと、なるべく日中は外出をしないことです。どうしても外出する必要がある場合は日傘や日焼け止めなどでしっかり紫外線を予防しましょう。

日焼け止めは、肌にかかる負担を減らすために、石鹸やぬるま湯でも簡単に落とせる低刺激の日焼け止めをおすすめします。

医療脱毛後にやってはいけないこと

医療脱毛後にやってはいけないこと

普段通りの何気ない日常生活でも、医療脱毛後は炎症などの肌トラブルの原因になることがあります。そこで、何気ない日常生活の中で脱毛後にやってはいけないことを紹介します。

お風呂は入浴NG!

脱毛後のお肌には内部に熱が残っていることがあり、入浴して身体が温まると、血行が促進され赤みやかゆみが出てしまうことがありますので入浴(温泉・サウナ・岩盤浴含む)は厳禁です。

入浴はできませんがシャワーなら問題ありません。38度くらいのややぬるめのシャワーが望ましいです。体を洗う時は強くこすらずてのひらで石鹸を泡立てて優しく洗いましょう。

入浴をするなら、最低でも医療脱毛後3日は我慢しましょう。3日経っても赤みや火照りが残っている場合は入浴を控えクリニックに相談しましょう。

関連記事:医療脱毛後の入浴がダメな理由とおすすめ対策方法はこちら

飲酒はNG!

アルコールは血行を良くし、脱毛による赤みやかゆみが強く出る可能性がありますので医療脱毛後の飲酒は厳禁です。

飲酒をしてしまい、赤みやかゆみが出た場合は軟膏を塗るか、冷やす等して対応しましょう。

それでも良くならない場合は、クリニックに相談しましょう。

因みに、脱毛する前の飲酒も赤みやかゆみが出やすくなるだけでなく、施術の際、痛みを強く感じることがあるので厳禁です。

脱毛前後に飲みの誘いがあった場合はしっかり断りましょう。どうしても断れない場合は、施術の日程変更を行いましょう。

運動はNG!

ジムやホットヨガ、その他運動(海・プール含む)で汗をかき、蒸れた状態になると雑菌や細菌が増加しやすくなり、脱毛後のデリケートなお肌が化膿する可能性があるので運動は厳禁です。

翌日以降であれば運動をしても問題ありません。

夏場は、運動をしていなくても汗をかいてしまいますよね。空調の聞いた場所にいるのが望ましいですが、どうしても汗をかく環境に出なければいけない時は、こまめに清潔なタオルで汗を拭きとりましょう。

尚、汗をかかないようにするために「制汗スプレー」を使用することも厳禁です。

制汗剤には、清涼感を出すエタノールや殺菌剤の塩化ベンザルコニウムをはじめとして、皮膚への刺激が強い成分が多く含まれています。医療脱毛後の肌に制汗剤を使用すると、炎症など肌トラブルになる可能性があります。

予防接種はNG!

医療脱毛後に予防接種を受けると、身体の中で免疫反応が起こるので体調が変化しやすくなり、肌荒れや炎症などのトラブルの原因となることがあります。

予防接種を受ける時は、医療脱毛の後10日以上空けると安全です。

尚、脱毛前の予防接種も体調変化により肌が荒れやすい状態になるのでNGです。

医療脱毛後にやってはいけないことまとめ